帰りの通勤電車で。
おそらく忘年会の帰りであろう、ほろ酔い気分の上司と部下。
上司は50代くらい、部下は30代半ば・・といったところ。
「このままじゃ、駄目だと思うんですよ」
と、熱弁を振るっている部下に、何を思ったのか、
「お前も、そろそろ婚活するか!」と部下の方をばんばん叩いている上司。
・・えっ?婚活?!
仕事の悩みを上司に熱く語っていた、と思っていたらば。
何を思ったか、上司。いきなり婚活!!
思わず、耳が反応して、二人の会話に集中してしまいました。
なんでも、上司が懇意にしている、得意先の某氏がお世話になっている方の
娘さんがとても良いお嬢さんだそうで。
かなり熱心に勧める上司に、部下もまんざらではない様子。
「いいか、女は顔じゃないんだ」
・・・って。顔が悪いって暗に言ってるの?
部下が引いちゃうんじゃないのかしら?!と心配していると
「僕も、そろそろ固めないと・・と思ってたんですが、なかなか・・」
部下が身を乗り出して語り始めるじゃないですか。
もっと詳しく聞きたいところで、残念ながら下車駅に到着。
昔は、こういう上司やら親戚やら、それこそ近所の人までも
いろんな人が、世話を焼いて、お見合いや結婚の話を持ってきたものなんですよね。
やっぱり、自然な恋愛から結婚に至るって、
全体的にみれば、ちょっと無理があるのかなあと思います。
本来、結婚って、必ずしも恋愛の延長線上にあるものではないし、
だからこそ長い間、「ともに白髪が生えるまで」一緒に歩んでいけるのかな、
とも思うんですよね。
最近の婚活ブームは、ある意味、原点回帰というか、
本来、社会が自然に縁を取り持ってきた仕組みが、やっぱり必要だったという
必然的な要求から興ってきたんじゃないかと思います。
それにしても。
さっきの部下くんは、お見合いすることになるのかしら。
気になるなあ。。。
結婚相談所 東京 リエゾンピュア