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2013/02/07, 06:27 PM -
昔の資料をひっくり返して、まじまじと見ていると、

当時学生の頃の作品が出てきました。東孝光の塔の家のスケッチ..

磯崎の北九州市立美術館... ミースのファンズワース邸...

入学当初の右も左もわからない頃のスケッチ集。

篠原のから傘の住宅のディテールのスケッチ...

高松の織陣やARK歯科医院など、なつかしい当時の景色でいっぱいです。

当時の高松のドローイングは今見てもすごいですね。彼の論文も、結界や沸点など、

宗教用語に物理学、量子力学の分野にも及ぶ独特の文体で、

建築を語るそのスタイルは、とっちが作品かわからないくらいの

インパクトがありました。

特に、影響をうけた、東孝光の作品からは、都市に住むという強い決意...

スリットを中心とする都市とのコミュニケーションのあり方など、ある意味、安藤の

住吉の長屋よりも強い衝撃を受けた記憶があります。

初期の課題で、高松伸に、図面が曲がっとる、性格歪んどんのとちやうか?と、

冗談で交わした些細な記憶まで、思い出します。

地域や都市、自然とのコミュニケーションのあり方は、

当時から重要なコンセプトの一つでもありましたが、

インターネットやSNSの普及など、

今や、建築や都市との関係性だけで完結できる世界など

存在するわけもなく、

若者が、外部とのコミュニケーションを閉ざした、バーチャルな世界に

閉じこもるのもよくわかります。

異性との出逢いがないという男女は、若年層ほど多く、

男は、パーチャルに、女性は、バブルからマスコミで造り上げられた、

虚構の都市で、あたかもトレンデイードラマの主人公のごとく、

自身の価値のレートを下げられずにいます。

婚活は、このギャップを是正して、

自身の適正レートをもう一度見直し、活動する事を求められます。

時代が変わって、コミュニケーションの方法が変わっても、そこにある生の生活や

生きるという現実は、何ら変わらないと私は感じるのですが...

マニアックな話ですみません。



コミュニケーションこそ出逢いと恋愛のキッカケ


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