カウンセリングのお客様と教会建築のお話になり、
そのお客様は、シャルトル大聖堂が卒論だったとの事...
シャルトル大聖堂といえば、ユネスコの世界遺産にも登録され、
世界のゴシック建築の中核となる大聖堂ですが、
もとは、ロマネスク様式の少し前の時代の建築。。
火災で消失したとされ、その後改修工事で、ゴシック、特に初期のデザインが読み取れます。
聖堂は、精緻そのもの...
きめ細かい彫刻や、西側ファサード「王の扉口」に代表される、そのディテールは、
フランスゴシックの最高峰といっても過言ではありません。
おもしろいのは。二本の尖塔が、ぞれぞれ、かなりの時代を経て、単純な角錐と、
繊細な尖塔の対比。
これはデザイン云々の世界とは違う、重い歴史の産物。。
バラ窓の幾つものステンドグラスも見物です。
旅行の醍醐味は、
こういった、時代と歴史の重みを肌で感じる事ができるからでしょうか...
バラ窓といえば、バリのノートルダム寺院...特に南面のバラ窓は美しいですね。。
サン・ドニ修道院も凄くきれいですが、ランスの大聖堂も、一見の価値があります。
教会は、日本でいう閑居のような存在。宗教をこえて、日常と非日常の間にある結界、
結界は仏教用語で、正確に言えば、端境的存在でしょうか...
聖と俗の端境...これも日本独特の表現です。縁側みたいなものです。
曖昧な外部と内部の中間領域の存在。
地域のコミュニティーとしての...
江戸時代の「一村一ヶ寺」のような存在でもあります。
教会や寺院、神殿が、固有の機能だった時代から、
今は、非固有の機能、宗教等に直接起因しない活動に利用される時代になって、
そろそろ、本格的に、地域のコミュニティーのあり方も、
過去の事例に学びつつ、再構築する時代にきているように感じます。
どうしてかって、??
結婚しない、できない、出逢いがない、出逢えない...
これってちょっとおかしな社会だと思いませんか?
ネットやSNSでのバーチャルな出逢いで、真のパートナーとは出逢えない。
もちろん、神も出現しない...
ある種の偶像崇拝と同じ時代の渦に巻き込まれているように感じる私です。
宗教関係者には失礼いたしました。
他意はありません。あくまで、建築と社会に対す私論ですので誤解なく。。
建築と結婚と出逢いの広場
そのお客様は、シャルトル大聖堂が卒論だったとの事...
シャルトル大聖堂といえば、ユネスコの世界遺産にも登録され、
世界のゴシック建築の中核となる大聖堂ですが、
もとは、ロマネスク様式の少し前の時代の建築。。
火災で消失したとされ、その後改修工事で、ゴシック、特に初期のデザインが読み取れます。
聖堂は、精緻そのもの...
きめ細かい彫刻や、西側ファサード「王の扉口」に代表される、そのディテールは、
フランスゴシックの最高峰といっても過言ではありません。
おもしろいのは。二本の尖塔が、ぞれぞれ、かなりの時代を経て、単純な角錐と、
繊細な尖塔の対比。
これはデザイン云々の世界とは違う、重い歴史の産物。。
バラ窓の幾つものステンドグラスも見物です。
旅行の醍醐味は、
こういった、時代と歴史の重みを肌で感じる事ができるからでしょうか...
バラ窓といえば、バリのノートルダム寺院...特に南面のバラ窓は美しいですね。。
サン・ドニ修道院も凄くきれいですが、ランスの大聖堂も、一見の価値があります。
教会は、日本でいう閑居のような存在。宗教をこえて、日常と非日常の間にある結界、
結界は仏教用語で、正確に言えば、端境的存在でしょうか...
聖と俗の端境...これも日本独特の表現です。縁側みたいなものです。
曖昧な外部と内部の中間領域の存在。
地域のコミュニティーとしての...
江戸時代の「一村一ヶ寺」のような存在でもあります。
教会や寺院、神殿が、固有の機能だった時代から、
今は、非固有の機能、宗教等に直接起因しない活動に利用される時代になって、
そろそろ、本格的に、地域のコミュニティーのあり方も、
過去の事例に学びつつ、再構築する時代にきているように感じます。
どうしてかって、??
結婚しない、できない、出逢いがない、出逢えない...
これってちょっとおかしな社会だと思いませんか?
ネットやSNSでのバーチャルな出逢いで、真のパートナーとは出逢えない。
もちろん、神も出現しない...
ある種の偶像崇拝と同じ時代の渦に巻き込まれているように感じる私です。
宗教関係者には失礼いたしました。
他意はありません。あくまで、建築と社会に対す私論ですので誤解なく。。
建築と結婚と出逢いの広場
別ウインドウで見る
( 3 views )