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最近感じる事「医薬分業の功罪」リエゾンピュア口コミ婚活プログ 
2015/01/17, 04:58 PM -

最近感じる事...

医薬分業の功罪。。

医薬分業ってご存知ですか?

医薬分業とは、医師・歯科医師が患者の診断・治療をおこなった後、医療機関から発行された処方箋にもとづいて調剤薬局の薬剤師が調剤する事です。

医薬分業の制度は、ドイツ、フランスなどでは、13世紀に、医療法の中で、医師と薬剤師の人的、物理的分離、役割分担が明記されいるようです。

しかし、日本では、明治時代の初めにようやく始まり、1990年くらいから、厚労省が、
医療費の高騰、高齢者率の増加等の点から、かなり強く推進してきました。
現在は、7割近くの医薬分業率が進み、皆さんも、クリニックや病院で、処方箋をいただき、街の調剤薬局でお薬をもらっている事と思います。

一般的に、次のようなメリット・デメリットが考えられます。

□メリット
医師が薬のアイテム(在庫)に縛られず、治療に必要なものを自由に処方できる。 また、薬の管理などから解放され、治療に専念できる。(経営的にも楽)

薬剤師が処方箋をチェックすることで、禁忌・投与ミスなど、第三者チェックが可能。
また、患者の服薬管理をチェックして、重複投薬をチェックできる。(お薬手帳)
要するに無駄な医療費を使わせないという厚労省の指針です。
また。処方、調剤の責任体系が明確になる....等。


□デメリット
患者にしてみると、病院と薬局を回るのは二度手間となり、弱小調剤薬局等では、在庫切れが多発し、新薬やジェネリックの対応がおろそか。
よく、口コミなどでも見かけますね。

病院の処方箋料や薬局の調剤基本料などがかかるために、患者にとっては、費用が余分にかかる。

一方で、クリニックと調剤薬局の関係は、利権の構図である事も事実で、
クリニックの門前に必ず、調剤薬局が進出している事も事実です。
保健所や厚労省の指導は、経済誘導させない為に、ある一定の縛りをかけています。
例えば、医師、その家族の薬局経営を禁止している事や、公共の道路に一旦出ない限り、隣接する敷地からの薬局の出入りを禁止している事...等、多数ありますが、
現実には、処方箋が100枚を超えるクリニックには、多数の薬局がありとあらゆる手段を講じて出店しているのも事実です。

それはともかく、いざ開店して、処方箋をもって行くと、必ずといっていい程、在庫切れと、新薬の対応が出来ない。ジェネリックも決まったアイテムしか用意してなく、結局、違う薬局に行ったりという事が何度もあります。
門前薬局なのに何事だとわたしは感じますが、こういう不便をいつも感じます。

郵送で送りますといって、三日経っても届かない。

ですので、私は、最近、院内薬局のクリニックを受療するようになってしまいました。

医薬分業の精神は、十分に理解はしますが、それ以前に、日本の場合、

患者の立場や利便性を無視している事
医療機関及び医師の立場や経営に重くのしかかって来る薬の売掛金の問題など、税法上の問題や消費税の問題なども未だに解決方針を示していない事
薬局の利権の温床になっていて、金儲けと本来の医薬分業の意味に大きな齟齬がある事
などなど...感じる毎日です。


現実に、当社関連会社のデータでは、明らかに、院内薬局のクリニックの患者の方が多い。これは、同様のお考えを持った患者さんが、多いという事実でもあります。

お薬は、仕事をしている人たちからすると、何度も薬局を廻らせられたりするのは勘弁してもらいたいもの。高齢者も大変です。


皆さんは、お薬の問題...自分の事として考えてみてください。
親の介護や自分自身が病気した時、特に慢性期の疾患などを患うと、この薬局の問題は、結構負担に感じる事と思います。

最近ちょっと感じた事を書いてみました。
婚活の話題ではないですね。ごめんなさい。


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