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総務省の国勢調査で5歳刻みの未婚率をまとめた統計があります。東京でみると50歳以上の生涯未婚者は、男性の５人に１人...と、日本の晩婚化、未婚率の増加は、急速にすすんでいます。

2000年当時、将来2015年には、4人に１人が高齢者になるとの試算から、介護保険法が制定されましたが、2010年には23%を超え、政府予測よりも早く高齢化が進んでいます。

同様に生涯未婚率も、2030年には、男性の生涯未婚率は、3人に１人になると言われています。高齢化に、生涯未婚者の増加...社会構造が根本的に変わり、このままでは今の日本の経済をも維持できない時代が来るでしょう。
大変な激動の時代を迎えそうです。

ところで、生涯未婚率を別の切り口で見てみると、<ニューズウィーク>に面白い記事を発見しました。

職業別生涯未婚者の実態です。「就業構造基本調査」総務省のデータをもとに作成されたものですが...

例えば、医師の場合、女性医師の約36%、芸術家やデザイナー音楽家は、男女ともに、25%～40%近くになり、特に音楽家は、35%～45%近くになります。
技術者も女性の場合、40%を超え、教員等も高い傾向に有あります。男性も15%近くになり、職業別にかなりの　偏差が見られます。

生涯未婚率の職業差もさることながら、年収別にみていくと、女性は年収に比例するように生涯未婚率が増加します。約900万～1000万を超えると、女性の生涯未婚率は40%近くになり、逆に男性は、年収300万を境に低所得になると、急激に生涯未婚者が増加し、同じく40%近くまで生涯未婚者が急増して行きます。

職業と収入...
今後はもっと女性の社会進出が進み、高年収の女性が多くなるでしょう。一方で非正規雇用もますます増えて、低所得の方の未婚率も増加する事と思います。


高齢化と未婚化、出生率...と、負のスパイラルに突入している事は事実です。

時代の波に翻弄される前に、結婚したいと思ってたら、今すぐ活動してください。
貴方が、生涯未婚者になる確立は、統計を見るとよくわかると思います。
結婚は、いつか出来る...そのうち...と考えている方は、黄信号かも知れません。

婚活に成功する条件は、
夢や理想、見栄ではなく、現実の自分を知る事、そして受け入れた上で、最善の方法を考える事です。就活よりも大変な婚活...　少しでも早く始める事が肝要です。

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<ニューズウィーク日本版>引用元

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